大安吉日

会社設立に、吉日を選ぶ

「会社」といっても、さまざまな形態があります。株式会社や合資会社、合同会社などです。以前は、多くの個人の会社は、有限会社でしたが、会社法施行によって、今は有限会社というものは廃止されています。
たとえば株式会社設立の流れは、このようになります。
まず発会社設立の起人となる人の印鑑証明書が必要です。これは、市役所ですぐ発行してもらえます。

それから、会社に関する基本的事項を決めた「定款」を作ります。できた定款は、公証役場で認証をしてもらいます。定款に書かなければいけないことは、あらかじめ法で定められていますので、不備がないように気を付けなければなりません。行政書士や司法書士に代行してもらうこともできます。

次に、代表者印(または法人印)と呼ばれる実印を作ります。個人の実印のように法人にも実印が必要です。規定のサイズがありますが、町のはんこ屋さんで、作ってもらえます。しかし、出来上がるまで1週間くらいかかる場合もあるので、余裕を見て注文しておいた方が良いです。
出資金を金融機関に入金し、必要書類を準備したら、設立の登記を法務局へ申請します。これで認められれば、株式会社設立となります。この後も、税務署などの各所に各種届出を提出することを忘れはいけません。
このようにして会社設立ができますが、登記の日、つまり会社が生まれる日を吉日にしたいと考える人は案外多いものです。

吉日とは縁起の良い日という意味で、何かを始めるのに良いとされています。「思い立ったが吉日」などともいうように、主観的に良いと思える日にも使用できますが、一般的には、カレンダーなどに書いてある六曜の考え方に則って言われます。現代ではなじみの薄くなった考え方ではありますが、結婚式や葬式など、人にとっての大きな儀式を行うときは、この六曜を気にするという人は未だに多いものです。六曜には「先勝」「友引」「先負」「仏滅」「大安」「赤口」の6つがありますが、この中で縁起が良いとされる日は「大安」ですが、「先勝」も、先んずれば即ち勝つという意味で一日のうちの「先」である午前中に行動を起こすことは良いとされています。その他「友引」も、諸説はありますが、起こった出来事がずっと続くという意味があることから、良いことを始めるのには良いとされています。
会社の運営は、勿論第一には、経営者の手腕が問われることですが、しかし世の経済状況や、取引先の突然の倒産など、一社ではどうしようもないことも多々起こります。運も実力のうちなどともいいますが、運を引き寄せることも、会社経営の上では大切なことです。
会社設立の登記の日や、開業、開店等の事始めには、六曜を見て縁起を担ぎ、前向きに会社に運を呼び込むのも良いでしょう。